読書日記メモ

共有の思いのプールを満たす

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 言いづらいことを話す、ということは往々にして
 相手のまずいところ、直してほしいところを指摘する場合が多いですよね。

 そのとき、お互いは「自分が正しい」と思っていることが多いわけですから
 そう簡単に意見が一致することはありません。

 でも、意見が一致してなくてもできることがあります。

  それは「共有の思いというプール」にお互いの意見を流し込むこと

  
 それぞれの意見が違う=お互いのゴールが違う
 ということでは決してありません。

 お互い目指すものが同じであるけれども、その方法論が違う
 という場合が多いですよね。

 という場合には、まず共有できる思いをお互いがもつことで
 そこから建設的に物事を進めていくことができると思いませんか?

 「ダイアローグ」の定義は「皆の思いが自由に行きかう会話」なんだ
 そうです。

 自分の思いを押し付けるのではなく、お互いの思いを
 伝え合える場所にしようではないですか。

コメント

  1. ぼの@カリヨン より:

    1 ■満たしてそこから
    どうする、というときに、やはり同じ問題というか課題が巡って来るような気がいたします。

    所謂「欧米」というところに身を置いて通訳のような仕事をしておりますと、
    日本の方々に多いのは、ダイアローグの場そのものがかなりストレス値の高いものと受け止められていること、
    その故か、感情的にならずに議論するのが相対的に難しくなること、
    そうである故に、議論の内容および議論そのものが発生してしまったことを、後に引きずること、
    が、あって、結構損をされているのではないかなあ、と、

    余計なお世話かも知れませんが、思うことが少なくないです。
    http://ameblo.jp/carillonneur/

  2. まるるちゃん より:

    2 ■Re:満たしてそこから
    >ぼの@カリヨンさん

    コメントありがとうございました。

    >ダイアローグの場そのものがかなりストレス

    たしかにその傾向は強いですね。
    何事も、まるくなあなあに納めたいと。

    なので、逆に「やったもの勝ち」になっているのかとも思います。

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